予防接種:ロタウイルス

2020年10月よりロタウイルスワクチンの定期接種がはじまりました。

ロタウイルスは感染力が強いため、乳幼児期に感染しやすく
症状としては、水のような下痢嘔吐発熱腹痛など。

重症になることも多い乳幼児さんにとっても保護者にとっても
つらい感染病です >_<

ロタウイルスとは?

乳幼児の急性重症胃腸炎の主な原因ウイルスで、0~6歳頃に感染しやすく
5歳までには ほぼすべての子どもが感染するといわれています。

ロタウイルス胃腸炎の症状は?

水のような下痢、吐き気、嘔吐、発熱、腹痛。
ひどい脱水症状になると、点滴や入院が必要。
けいれん、肝機能異常、急性腎不全、脳症、心筋炎などの合併症が起こることも。


日本国内における死亡例として、毎年2~18名が報告されています。

(平成12年~24年厚生労働省人口動態統計)
感染後の治療法は、ロタウイルスに効果のある抗ウイルス剤がないため
脱水を防ぐための水分補給や栄養補給をする対処療法になります。

感染しないためには?

ロタウイルスによる胃腸炎にかかった患者の便にウイルスが大量に含まれているため
その便を処理した後の手や爪などに付着したウイルスから感染が広がります。
感染力が強いウイルスのため、患者の便の後始末をするときに充分に注意が必要


例えば、患者のオムツに触れる場合には、使い捨てのゴム手袋などを使用し
使用後はポリ袋などに密閉して捨てます。
その後、手洗いは石鹸で30秒以上のもみ洗いをするなど、しっかりとした
感染予防が必要になります。

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ワクチン接種1回目を生後14週6日までに

感染力が非常に強いので、感染を完全に予防することは難しいといわれる
ロタウイルスですが、感染した際に重症化させないためには、ワクチン接種が
有効だとされています。

現在日本では、2種類のロタウイルスワクチンが承認されています。


◆ロタリックス(1価ロタウイルスワクチン)
・定期接種の対象者:生後6週から生後24週まで
・標準的な接種期間:初回接種は生後2か月から生後14週6日まで
・ワクチンの接種方法等:4週間(中27日)以上の間隔をおいて2回経口接種

◆ロタテック(5価ロタウイルスワクチン)
・定期接種の対象者:生後6週から生後32週まで
・標準的な接種期間:初回接種は生後2か月から生後14週6日まで
・ワクチンの接種方法等:4週間(中27日)以上の間隔をおいて3回経口接種


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定期接種期間や接種回数が異なります。
どちらのワクチンも1回目の接種は、安全性の観点から出生後14週6日までに
行うのが望ましいとされています。
赤ちゃんが生後2~3か月といえば、毎日が慌ただしく過ぎる大変な時期ですが
1回目の接種期間を見逃さないように!
予防接種については、お住まいの自治体やかかりつけの医療機関で
しっかりと確認をしましょう♪


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